「八幡なる神の社の御葉付の公孫樹のごとく千代に栄えむ」 と和歌に詠まれる御神木御葉付公孫樹は、樹齢800年、樹高42m、 幹周り9mという巨木で、秋の黄葉がすばらしい。 雌木で多数の実を結ぶが、稀に葉先に実を生じるところから、 この名がついた。 往古、遣唐使が持ち帰った5本の一つと伝えられる。 幾本もの乳根が垂れ下がり、樹勢の雄大風格ある姿は 同種類中全国第一と言われる。 安産、無事成長、延命長寿、縁結びの御霊験あらたかである。
昭和25年県指定 9代水戸藩主、徳川斉昭公がお涼みになった場所で、 眼下に望む那珂川の涼風が吹き上げる。 樹齢300年のモミジ・ケヤキの木蔭から、東は那珂川河口、 北は八溝山地、西は日光、那須の連山を遠望する 景勝地であり、また、朝日御来迎の御聖地でもある。
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